転職におけるスキルの棚卸し方法とは?
自分のスキル整理をして強みを見つけるのは、具体的に書き出すことが転職成功のポイント

転職におけるスキルの棚卸し方法

転職をする時、すんなり転職が決まる方と、なかなか決まらない方がいます。能力的に大きな差がない場合、内定に至る大きな要素は、自分の能力や強みを正確に把握できているかどうかです。

では、以下の質問にあなたは答えられるでしょうか。
・あなたの得意とする能力や他人と勝負できる強みは何でしょうか?
・これまでお世話になった会社で身につけたものはあるでしょうか?
・今まで仕事をしてきた中で、さらに深まった能力はありますか?

当たり前のことですが、自分のスキルが理解できていなければ、履歴書/職務経歴書に書くこともできませんし、面接で言葉にすることもできません。転職の前に自分のスキルの棚卸しをしておくことで、面接に臨む前に勝率(内定獲得)を上げることもできますので、ぜひ今回の内容を元に、自分のことを振りかえる機会を持って頂ければと思います。

自分のスキルを棚卸す際の手順

まず、転職をする方にとって大事なポイントになるのは、「自分の強みは●●です。」という主張だけでは何も強みを持っていないのと同じということです。

新卒の頃でさえ、「部活を頑張っていました」だけではなく、「●●部で〜〜の実績を残しました」という深堀がないと相手にされなかったわけですから、社会人ともなれば、自分が残してきた実績だけでしか判断をされないという前提は念頭に置いておくべきです。

自身のスキルや強みを把握する際に役立つ流れ

上図は、一般的な転職活動において自身のスキルや強みを把握する際に役立つ流れですが、今回はこの4ステップを元に考えていこうと思います。

自分の職務経歴を書き出してみる

自分のスキルを客観視するには、まずは自分の経歴を振り返ってみることから始めましょう。履歴書に職歴を書く際に必ず経験会社を書くと思うので、いつ、どんな業界、どんな部署に所属していたかを書き出しましょう。

例)
・○○年○月  ●●株式会社 営業部
・○○年○月  人事課に異動
・○○年○月  ●●株式会社 退職
・○○年○月  ◆◆株式会社 マーケティング事業部 入社
・○○年○月  ◆◆株式会社 退職
・○○年○月  ■■株式会社 入社

ある程度書いたら、それぞれの仕事内容を詳しく書き出してみましょう。重要なのは、できるだけ「具体的に」書き出すことです。例えば、コールセンター業務に関わっていて、管理側の立場まで出世した場合を考えてみましょう。

■業務内容
PCメーカーのプリンター機器に関する電話サポート業務

【具体的な業務】20●●年●月〜20◆◆年●月迄
・ユーザーからの使用方法や不具合に関する問い合わせの対応
・仕様に関する問い合わせや状況に応じた関連部署への連絡
・使用時に起きたクレーム対応や返品交換への手順対応

【具体的な業務】20●●年●月〜20◆◆年●月迄
コールセンター業務に置ける派遣社員の管轄に転属。育成業務に従事。
・新人派遣社員のOJT
・派遣社員の面接対応
・派遣社員に対する人事評価制度の作成及び運用

■業務上で実践したこと
電話サポートという業務上、お客様への配慮、特に言葉遣いはもっとも注意した点。もちろん、迅速な要望への対応は努めた。お客様のPCスキルには個人差があるため、どんな方でもわかるよう、専門用語を極力使用せず、自社お客様アンケートで10%顧客満足度を向上させた。

クレーム対応においてはお客様の言葉を親身にお聞きし、責任転嫁しない姿勢で臨むことで、最後には、お客様からお褒めの言葉をいただいた。

■派遣社員のマネジメントに関して
派遣社員のリーダーとして、派遣社員の勤怠チェック及びコーディネーターへの状況報告をおこなった。他の派遣社員と信頼関係を構築し、メンタル的な相談に乗ることもあった。クレーム対応等で暗くならないよう、コミュニケーションを積極的に取り、明るい職場作りに努めた。

■サポート評価実績
パソコン雑誌「○○」の半期企業別サポート評価で、研修をした派遣社員が第2位になる。

【退職理由】
契約延長のお話をいただいたが、正社員勤務を希望し退職。

あくまで一例ですが、具体的に書き出したことで、
・人事評価制度ができること
・実務においても秀でている部分がある
この2点が強みになりそうなことがわかりましたね。これがもし営業職の方であれば、下記のようなスキルアップと共に成長できるイメージが持てるかもしれません。

スキルアップと共に成長できるイメージ

自分はどんな仕事をしたいのか?

できることを探すのは大事なことですが、今できることだけで将来を判断すると、転職しても成長や今後のスキルアップを目指すのは難しいと言えます。なぜ転職するのかを考えた時、前向きな転職であれば成長や給与を増やしたい、スキルアップをしたいという願望はあると思います。

であれば、まずはできることよりも、やりたいことを書き出してみる方が良いはずです。よくできることを書き出してから、どこを目指して転職するのかという考え方が主流ですが、あなたの人生ですから、より良い転職を目指しましょう。

自分は何ができるのか|何を身につければ良いのか?

やりたいことを書き出したら、そこに向かうには何が足りていないのかを書き出します。ここでは先ほどと同様に、営業職の方だった場合に、「今できること」と「足りない部分」における深掘りの例を紹介します。

  トップセールスマンが
やっていと思われること
今の自分
(もし平凡なサラリーマンだった場合)
1 商品・サービスを理解した上で、どう役立つのかのメリットまで伝えている。 自社商品・サービスは理解しているが、そのサービスを利用する本当の価値を伝えきれていない可能性がある。
2 アプローチ件数が50件で多くの成果をあげる。 単純に同じ成果をあげようと思ったら、アプローチの件数を2倍、3倍にしていく必要がある。また、アプローチ回数が高まることによって、スキルアップに繋がるはず。
3 どんな業界にいってもリサーチ力の高さでモノを売っていく。 商品を買うということは困っていること、もっと便利にしたいというニーズがあるはず。そのニーズを持っている方がどこにいるのかを探し出すリサーチ力と、判断力を身につける。
4 単価の高い商品でも売れる営業マン 自社製品の単価が高いと思っていて売ることに対する抵抗感が抜けきれていない可能性がある。
5 話し上手よりも聞き上手な方である 一般的な営業マンは話し方を学び、トーク力で満足感を得ようとするが、トップセールスマンは引き出し上手です。自分が話すのではなく相手に質問をして問題点を自ら引き出させます。 

こういった課題を上げていき、自分に足りないものを認識しておくことで、自分が何を補えば上を目指せるのかを把握することも大事です。

何を求められているのか?

自分の強み、スキルの棚卸しができたとしても、その強みやスキルは自分が目指す転職先でどう評価されるのか、応募先の企業がそのスキルを欲しているのかは、正直わかりません。そのスキルが複数の応募先企業に共通してあるのかもわかりにくいでしょう。 もちろんこの疑問に「正解」 などはなく、実直に自分の強みをアピールしていくしかないのですが、重要なのは、多くの企業に求められようとして、ふわふわしたものになってしまうのは今回の内容が無駄になってしまいますので、これだけは避けましょう

まとめ

自分の強み、スキルの棚卸しができたとしても、その強みやスキルは自分が目指す転職先でどう評価されるのか、応募先の企業がそのスキルを欲しているのかは、正直わかりません。そのスキルが複数の応募先企業に共通してあるのかもわかりにくいでしょう。

もちろんこの疑問に「正解」 などはなく、実直に自分の強みをアピールしていくしかないのですが、重要なのは、多くの企業に求められようとして、ふわふわしたものになってしまうのは今回の内容が無駄になってしまいますので、これだけは避けましょう。

JOBRASS転職を使って求人を探す 求人を探す
自分から求人は探さず転職エージェントに転職の相談する エージェントに転職の相談